湯町音夜

取り組み

 

江戸時代には参勤交代の肥後の宿場町「癒しの場」であった山鹿は、文化の発信地だった。
豊前街道には店がひしめき合い、活気に満ち溢れ、長柳の湯治者で町は潤った。各所から日常的に三味線の音が流れ、
地場のお酒で御客は喉を潤し、快活な笑い声は新たな御客を呼び込んだ。夜、宿から見える障子越しの灯りは
煌びやかに見えたことだろう。
時代の流れとともに生活様式も街並みも変化し、以前の日常は非日常と変貌を遂げてしまったが、山鹿の町衆は先人
たちが創りあげ、守り伝えてきた山鹿の「本物」を何とか今に生かし、未来に残すべく知恵と力を注いできた。

「音夜」の音とは単に三味線など楽器の音だけではなく、八千代座の大鼓槽の音や酒を酌み交わす音、
湯谷みの音、街道を行き交う人々の喧騒など山鹿の本物の魅力から発される様々な音である。

本計画では、住民が主体となって山鹿地域の文化観光施設である「八千代座」「さくら湯」「灯権民芸館」「大宮神社」
そして「夜」という要素を絡めた山鹿の奥深い文化体験を創出することで、癒しの場だけではない「本物の文化を体感する場」へと進化させる。山鹿の先人が培ってきた伝統・文化そしてもてなしの気待ちを、伝え、広げ、文化的資産を後世にまで残していく。

二次交通企画

歩行速度で安心!
初めての方でも乗りやすい
ストリーモ。

ストリーモは、乗る人の体重移動に合わせて自動でバランスを取る特許技術を搭載した次世代モビリティです。一般的な電動キックボードに比べて低速でもふらつきにくく、安定した走行が可能。免許不要で初めての方でも安心して操作できます。
※自転車通行可の標識がある歩道を走行可能

【貸出返却場所】 
さくら湯 熊本県山鹿市山鹿1番地1 さくら湯の受付にてご利用をお申し出ください。
※受付の際、身分を証明できるもの
(運転免許証、パスポート、健康保険証、学生証など)をご提示ください。
【貸出時間】
平日:○時~○時 最終貸出○時 土日祝日:○時~○時 最終貸出○時
【利用料金】30 分毎 500 円
【返却方法】
さくら湯ストリーモ置き場にご返却いただき、受付まで○○○○の返却をお願いします。
【貸出台数】
○台
当日、現地で直接借りる場合、全て貸し出されている場合もございます。事前に空き状況の確認や予約もできます。
ご予約・ストリーモご利用に関するお問い合わせ 
0968-43-0000

ライトアップ企画

山鹿燈籠起源の御社「大宮神社」、
九州最大級の木造温泉「さくら湯」
を予定しています。

大宮神社

大宮神社は第十二代景行天皇をお祀りしており、古くから地域の産土大神として篤い信仰を集めています。600年以上の伝統を受け継ぐ例祭「燈籠祭」は、毎年8月16日に執り行われ、県内外から多くの参拝者で賑わいます。
境内には49基の猿田彦大神の石碑があり、九州一の数を誇ります。大宮神社は、山鹿灯籠祭の舞台としても知られ、地域の信仰を集める重要な存在です。

【ライトアップ期間】
2025年○○月○○日
○○時~○○時
※天候不良(雨天)の場合、中止させていただくことがございます。

さくら湯

さくら湯は寛永17年(1640年)の肥後細川藩の山鹿御茶屋にその歴史の端を発し、明治期の「山鹿温泉大改築」や明治31年(1898年)の大改修を経て、昭和48年(1973年)に惜しまれつつ取り壊されました。その後は再開発ビル「山鹿温泉プラザ」の一角として営業を続け、市民に親しまれてきました。
そして平成24年(2012年)、日本の伝統工法を用いた九州最大級の木造温泉として当時の姿が復元され、再び甦りました。その長い歴史が織りなす重厚な雰囲気をゆっくりとお楽しみください。

【ライトアップ期間】
2025年○○月○○日
○○時~○○時
※悪天候により雨天の場合は中止している場合がございます。

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